すまいる診太郎の掲示板
積雪荷重 - M
2024/11/28 (Thu) 14:40:08
お世話になります。
積雪有の必要耐力検討の部分で内訳が推測できない箇所があり、ご質問よろしいでしょうか。質問内容は添付写真の通りです。
Re: 積雪荷重 - 堀池 恒史
2024/11/28 (Thu) 19:47:02
積雪による加算は、「木造住宅の耐震診断と補強方法 例題編・資料編」P.129の床均し荷重より算出しています。
屋根重量の計算は表記がおかしいですね。どこかに不具合が紛れているかも知れません。
検証してみます。
Re: 積雪荷重 - M
2024/11/29 (Fri) 21:40:28
堀池さま
ありがとうございます。緩勾配の設定になるのですね。
無題 - A
2024/10/23 (Wed) 14:18:49
お世話になります。
耐力要素編集に鋼製筋交を加えたのちにその補強方法を壁(柱)に入力すると、入力時は設定した基準耐力と基準剛性が反映されるのですが、最終的にその箇所の耐力を確認すると0表記となってしまいます。おそらく設定のやり方に問題があるのかと思いますが、どのようにすれば0表記を回避できるでしょうか。ちなみに補強箇所は開口部の箇所です。よろしくお願いします。
Re: 無題 - 堀池 恒史
2024/10/23 (Wed) 14:44:59
その壁の耐力が評価出来ない場合は0(ゼロ)表記になります。
例えば、両端に柱が無い場合、壁の長さが900未満(筋かいの場合)の場合などです。
評価出来るのに0になる場合は、入力の状況を詳しくお知らせ下さい。
Re: 無題 - A
2024/10/23 (Wed) 15:19:22
早速ご回答ありがとうございます。
両端には柱があり、壁の長さは910と1365です。
壁耐力要素の編集という画面で、この補強方法のみ文字が濃いままで、元々入っている要素はno.1と同じ文字色です。定義済みデータ変更の有無というところには筋交にチェックを入れております。いかがでしょうか、よろしくお願いします。
Re: 無題 - 堀池 恒史
2024/10/23 (Wed) 18:12:59
最終的に耐力を確認しているのはどの画面を指しているのですか?
定義済みの壁耐力要素の場合は問題無く表示し、新たに定義した壁耐力要素の場合は最終的に確認する画面では耐力が0になっているとのことですか?
他はデフォルトで、壁耐力要素のみ変更した場合において、当方では変更した壁耐力要素の耐力も、報告書の壁耐力剛性に於いて変更した値が表示されます。
耐力要素編集で入力されて値をお教え下さい。
壁の設定or壁の変更に於いて、デフォルト値を変更していませんか?変更している場合は入力した場所と値をお知らせ下さい。
なお、壁耐力要素の編集において、定義済みデータの変更の有無はチェックを入れると定義済みデータも変更出来るの意味です。
Re: 無題 - A
2024/10/23 (Wed) 18:59:12
確認している画面は、壁(柱)を入力するときの画面で、その壁の耐力を確認するときに見てみると0となっていたという意味です。
新たに入力したものは、耐力要素の編集というところのその他1、2。no.10 no.11を利用しました。耐力は2.73 剛性は428.5 壁倍率を2と入れてみました。
Re: 無題 - A
2024/10/23 (Wed) 19:31:33
開口部と筋交を重ねたかったのですが、そこの壁の種類を無開口と選択すると入力した数値が示されるようになります。窓の前に筋交を入れる場合はこのようにして問題ないと考えてよろしいでしょうか。
Re: 無題 - 堀池 恒史
2024/10/23 (Wed) 21:15:21
すまいる診太郎では、筋かいを入れられるのは無開口壁のみの扱いになっています。
有開口壁に筋かいを入力すると、注意のメッセージが出ます。
ここで無理やり筋かいを入力すると、耐力の値が不安定になります。(仕様というよりはバグっぽいですが。)
有開口壁に筋かいを入力する場合は現バージョンでは無開口壁に変更して、面材は入力しないで下さい。
有開口壁の面材を評価した上で筋かいの耐力を加えることは想定していませんので、すまいる診太郎では不可になります。
面材と筋かいは挙動が異なりますので、実験で求められた場合を除いては合算するのは危険と考えています。
Re: 無題 - A
2024/10/24 (Thu) 07:59:42
ご回答ありがとうございました!
短辺割増係数について - わさび
2024/10/07 (Mon) 11:12:08
お世話になります。先日は御回答頂きありがとうございました。
もう2つ質疑がありますので、よろしくお願いします。
・短辺割増係数ですが、2階建の2階の短辺が6m未満の場合、
直下階の1階に割増が掛かると思うのですが、2階に割増が掛かる計算になっています。これは何故でしょうか。
・軒の出割増係数は使えますか。
Re: 短辺割増係数について - 堀池 恒史
2024/10/07 (Mon) 11:49:57
割増が掛かる階は、必要耐力算出の方法によって変わります。
入力された方法と割増が掛かる階を確認頂き、ソフトの挙動が間違っている場合は再度お知らせ下さい。
「軒の出割り増し」とは何を指していますか?
日本防災協会の「木造住宅の耐震診断と補強方法」の該当するページをお知らせ下さい。
Re: 短辺割増係数について - わさび
2024/10/07 (Mon) 14:15:10
入力された方法というのが具体的に何を指すのか分からないのですが、
精密診断法1の簡易重量表を用いています。
それで2階が短辺6m未満の場合2階に割増が掛かります。
軒の出割増は例題資料編(黄本)の127P資表2.1にあります。
Re: 短辺割増係数について - 堀池 恒史
2024/10/07 (Mon) 18:20:29
簡易重量表を選択した際の計算は、「指針と解説編」P.60の表4.4 住宅の簡易重量表 を用いた場合を想定しています。
最大矩形を入力した場合に短辺長さに応じて割増係数を掛けているのは「軒の出による割増係数」を考慮したものです。
簡易重量表を選択した場合は、最上階以外は短辺が6m未満の階に割増係数が掛かります。
最上階では短辺が6m未満の場合でも割増係数が掛からないのが規定ですが、すまいる診太郎の現バージョンでは、
最上階も割増係数が掛かる様になっていました。次のバージョンで修正するまでは、建物の短辺が6m未満の時に最上階に
割増係数が掛からなくする場合は短辺が6m以上になる矩形を最大矩形として建物とは無関係に任意の場所に入力してください。
なお、簡易重量表を用いないで建築基準法に準拠する方法で入力する場合は、軒の寸法を入力しますので、
「軒の出割増」はそもそもありません。
Re: 短辺割増係数について - わさび
2024/10/07 (Mon) 22:56:08
ご丁寧に回答ありがとうございます。
今の仕様ですと、例えば2階の短辺が6m未満で1階が6m以上の場合、
計算では2階に割増が掛かり、1階は割増無しになります。
その場合、最大矩形入力で2階は6m以上、1階は6m未満と仮想で入力すると、2階は割増無し、1階は割増ありで一応合致するのでそんな感じでよいのでしょうか。
ただ、そうなると一つ気になることがありまして。
1階に割増が掛かった場合、壁の重量が1階上部のみ割増になっています。
2階下部も割増が掛かるのではと思うのですが、どうでしょうか。
あと、軒の出割増係数ですが、簡易重量表の数値が軒の出600mmを想定しているとあるので、600mmより長い場合は基準法準拠の方法にした方がよいと言うことでしょうか。
Re: 短辺割増係数について - 堀池 恒史
2024/10/08 (Tue) 08:59:07
2階の短辺が6m未満で1階が6m以上の場合、基準ではどの階も割増無しになると思います。
最大矩形の入力は、横浜市で行っている建物短辺の求め方です。それによって最大矩形の短辺が6m未満になる場合は根拠がありますが、そうでない場合に割増を掛ける
のは基準に合わなくなります。(割増する理由がある場合もありますが、...。)
割増係数が掛かるのは階ごとに考えています。1階に割増が掛かる場合は、1階の壁に割増が掛かりますが、2階の壁は下半分が1階の計算に関与しても割増が掛からない
としています。(2階の壁には割増が掛からないとしています。)壁毎に評価するか、階毎に評価するかの違いです。
軒の出600mmを想定して設定された各数値ですので、軒の出が600mmを大きく超える場合は危険側にならないように考慮する必要があります。
基準法準拠の方法で軒毎に入力するのが良いですが、すまいる診太郎では使い勝手が悪くなり過ぎるのでお勧めできません。
構造計算用ソフト(或いは手計算)で重量を計算し、相当する矩形の大きさに換算して入力する方が適当と思います。
蛇足ですが、各係数で計算を進める診断法の場合は必要以上に精度を求めても意味がありません。
余程特殊な建物で無い限りは、精密診断法の必要耐力表を用いる方法で精度は十分と思っています。
Re: 短辺割増係数について - わさび
2024/10/09 (Wed) 00:08:35
ご回答ありがとうございます。
前回の質疑では簡易重量表での例えをしておりました。
堀池様の二つ前の回答で理解出来ましたので問題ありません。
あと、壁重量の割り増しの話ですが「木造住宅の耐震診断と補強方法」の例題資料編、56Pと57Pの⑦と⑧で、⑦では短辺長さ6m未満の場合、内外壁の荷重を割増すと書いてあり、⑧では1階上部と2階下部を含めた荷重を指しており、56Pの計算表でも上下合算した数値を割り増ししております。
1階上部のみの割増では安全側になるので、気になった次第です。
日頃は精密診断法1の簡易重量表で計画を立てる事が多いので、
簡易重量表を使う上での質疑をいろいろしてしまいましたが、
私もまだまだ分からない所がありますので、
もし見当違いな質疑がありましたら、お許し下さいませ。
Re: 短辺割増係数について - 堀池 恒史
2024/10/09 (Wed) 09:45:23
P.57の⑦⑧をみて、私の解釈が間違っていました。
1、どの階でも、短辺が6m未満の場合は荷重の割り増しを求めます。
2、支持重量の計算で、最上階の計算では割り増ししていない荷重を使い、最上階以外では割り増しした荷重を使います。
従って、P.56の例題の場合は、1階の計算において2階壁の下半分が割増されています。
僅かですが、1階の計算において2階壁を割り増していないと危険側になりますので、次のバージョンアップでここも修正しますのでお待ちください。
最上階の壁は、「上半分は常に割増しないで、下半分は割増を考慮する」が規定の文からは読み取れませんでした。
ご指摘頂き有難うございます。
Re: 短辺割増係数について - わさび
2024/10/09 (Wed) 15:15:48
御回答ありがとうございます。
バージョンアップお待ちしております。
Re: 短辺割増係数について - 堀池 恒史
2024/10/09 (Wed) 16:06:23
プログラムソースを見ていて気が付きました。古いことでしたので忘れていましたが、現バージョンの仕様は、
日本建築防災協会の正誤表「2013年5月24日発行 2012年改訂版初版第3刷(2019.11.27現在)」に書かれていることの方に従っていました。
それ(解図4.1.1 短辺割増係数の考え方(奨励))によると、最上階も短辺割増係数を乗じる箇所になっています。
例題の計算方法でも良いとしていますが、奨励となっていますので、現バージョンの方法を続けたいと思います。
選択肢を設けて例題の考え方による計算方法も選べるようにする(最上階の上半分は割増無にする(一般的には危険側))ご希望が出ましたら再考します。
Re: 短辺割増係数について - わさび
2024/10/10 (Thu) 00:59:38
正誤表に短辺割増係数の考え方があるのは知りませんでした。
これは分かりやすいですね。
いろいろ勘違いしていた所もありましたが、すっきりしました。
この正誤表があれば現バージョンでも良いと思います。
ありがとうございました。
接合部仕様と劣化の数値について - わさび
2024/09/05 (Thu) 18:08:23
お世話になります。
ひとつ教えていただきたいのですが、壁耐力剛性の計算結果の柱脚接合部に釘打とか告示がありますが、この後の1~5の数値は何を示していますか。それと、劣化の程度にも数値が1~4とありますが、この数値も教えて下さい。
Re: 接合部仕様と劣化の数値について - 堀池 恒史
2024/09/05 (Thu) 18:29:35
柱接合部による低減係数Kjを求める表の壁基準耐力のランクを表しています。
ランク1:2.0kN/m未満
ランク2:2.0kN/m以上3.0kN/m未満
ランク3:3.0kN/m以上5.0kN/m未満
ランク4:5.0kN/m以上7.0kN/m未満
ランク5:7.0kN/m以上
同様に壁部材の劣化による耐力低減係数dKwを求める表の壁基準耐力は4ランクになります。
ランク1:2.5kN/m未満
ランク2:2.5kN/m以上4.0kN/m未満
ランク3:4.0kN/m以上6.0kN/m未満
ランク4:6.0kN/m以上
参考にして下さい。
Re: 接合部仕様と劣化の数値について - わさび
2024/09/05 (Thu) 18:43:15
なるほど!解決しました。
早々の御回答ありがとうございます!
壁の色 - AN
2024/08/08 (Thu) 23:43:44
壁につく色は何と連動していますか?
柱は金具のいろはのようですが。
Re: 壁の色 - 堀池 恒史
2024/08/09 (Fri) 08:42:46
壁の劣化で色が付きます。劣化が[なし]:無色、[部分劣化]:黄色、[劣化]:赤色
劣化なしの場合は改修案の時に色が付きます。
[改修案]の場合は、補強(現況と相違)する壁に色が付きます。(劣化なしの場合)[改修時の注意がある場合]:緑色、[改修時の注意が無い場合]:空色
(現況と改修で同じ仕様であっても入力操作の違いで(端点の入力順等)で相違とみなされる場合がありますのでご留意ください。)
Re: 壁の色 - AN
2024/08/09 (Fri) 22:54:00
ありがとうございます、おおむね理解できました
>(劣化なしの場合)[改修時の注意がある場合]:緑色、[改修時の注意が無い場合]:空色
注意というのはどういったことを指していますか?
Re: 壁の色 - 堀池 恒史
2024/08/10 (Sat) 08:21:07
現バージョンでは、
1階の場合は、「基礎の補強が必要」
2階の場合は、「下階に柱なし」や「下階の耐力が小さい」
です。
Re: 壁の色 - AN
2024/08/11 (Sun) 10:37:56
わかりました、どうもありがとうございます
柱脚の低減係数について - takahiko
2024/07/26 (Fri) 19:54:13
お世話になっております。
壁基準耐力が2.0以下の1.94で基礎の仕様がⅡの場合低減係数は1.0だと思いますが、今回の計算でなぜか1箇所0.7となっています(添付資料参照)これは階段側の壁で2階の床仕様は吹き抜けとしています。このことが関係しているのでしょうか?そのような低減規定はあったのでしょうか?よろしくお願いします。
Re: 柱脚の低減係数について - 堀池 恒史
2024/07/27 (Sat) 16:43:28
「2012年改訂版 木造住宅の耐震診断と補強方法」の質問・回答集(2019.12.13現在).pdf のQ3.82 より、「明らかに上階からの押さえ効果のない部分については、平屋建てに対する係数を選択してください。」とあります。
Y7-Y8の柱は上部に床が無いので表示は”□(管柱(最上階))”になっています。すまいる診太郎では、耐力壁の両端柱の片方でも□の場合は平屋建てに対する係数を選択しています。よって今回の場合は1.0→0.7になります。
なお、この回答に従わない理由がある場合は、[概要]-[計算]-[計算条件]にある[下階柱の柱接合部による低減係数]の選択肢を変更して下さい。
下屋の部分の効果は残したい場合は、必要耐力は変わりませんので、吹抜を2階床に変更することも考えられます。
Re: 柱脚の低減係数について - takahiko
2024/07/28 (Sun) 10:06:24
回答ありがとうございます。
理解できました。
Re: 柱脚の低減係数について - takahiko
2024/07/29 (Mon) 18:04:17
お世話になっております。
すみませんもう少しお願いします。
階段の吹き抜け部は続きにもう1箇所ありました。
Y8-Y9ですが、ここは1.0になっていますがどういう違いがあるのですか?よろしくお願いします。
Re: 柱脚の低減係数について - 堀池 恒史
2024/07/29 (Mon) 18:21:54
(X6-Y8)-(X6-Y9)ですか?
(X6-Y8)、(X6-Y9)が共に管柱(階下)の☒になっているからです。入力を変えてみて下さい。
Re: 柱脚の低減係数について - takahiko
2024/07/31 (Wed) 08:27:48
早々の回答をありがとうございます。
(X6-Y8)-(X6-Y9)ではありません。そこは2階の床があるのでいいと思いますが、X7-Y8の柱の最初に質問をしたY7側は0.7になっていてY9側は1.0になっています。
条件は同じだと思うのですが、、、
何度もすみませんがよろしくお願いします。
Re: 柱脚の低減係数について - 堀池 恒史
2024/07/31 (Wed) 11:17:15
((X7-Y8)-(X7-Y9))は有開口壁ですので、押さえ効果による影響は少ないと考え、両端柱のいずれかが□(管柱(最上階))であっても下屋扱いにすることはしておりません。
Re: 柱脚の低減係数について - takahiko
2024/08/01 (Thu) 17:37:29
ありがとうございました。
何度もすみませんでした。
窓と戸 - AN
2024/06/22 (Sat) 23:46:03
条件によっては0.6や0.3kN/mとしてカウントできるようですが、
図面に書き込んでも上手く反映されていないような気がしています。
普通の壁のように扱われているようです。
何か入力を忘れているところがありますか?
Re: 窓と戸 - 堀池恒史
2024/06/23 (Sun) 11:42:14
一般診断法と精密診断法1で異なります。ご質問の詳細をお知らせ下さい。
Re: 窓と戸 - AN
2024/06/23 (Sun) 16:11:06
精密診断法1で作成しておりまして、「壁の高さ」、「左上面材」の「面材高さ」(垂壁)、「右下面材」の「面材高さ」(腰壁)の入力が必要ということでしょうか?
これらを入力しておりませんでしたので入力してみたらそれらしい結果が出てきました。
一般診断法へ変更してみたら0.6や0.3と表示されるようになりました。
精密診断法も一般診断法と同じ考え方かと思っていましたが違うのですね。
Re: 窓と戸 - 堀池 恒史
2024/06/24 (Mon) 09:34:15
診断法の規約には曖昧な所があります。
2012年改訂版 木造住宅の耐震診断と補強方法」の質問・回答集 の中に曖昧な箇所の説明があります。
[概要]-[計算]-[計算条件]の中でそのような箇所の選択肢を設けてありますので、ご覧ください。
診断法の規定と矛盾することがある場合はご指摘下さい。
柱脚の低減係数について - takahiko
2024/06/10 (Mon) 17:27:39
審査中に担当者から指摘があり、柱脚の低減係数についての質問です。計算結果を添付しました。
細かいことですがその中で赤で囲った数値が0.699と0.698がありますが違いは何でしょうか?
その数値そのものを表の直線補間から計算すると0.697になりますが、違いの原因は何でしょうか?
すみませんが、以前お聞きしたと思うのですが
柱脚接合部の仕様の釘通1、釘打1、等の意味を今一度教えていただきたいと思います。
よろしくお願いします。
Re: 柱脚の低減係数について - 堀池 恒史
2024/06/12 (Wed) 15:53:50
仕様が釘通2の所が0.699で釘打2の所が0.698になっていますね。
釘通は接合部の仕様が3kN未満で通し柱の間の柱で、釘打はその他の柱です。続く「2」は修正耐力が2.0~3.0kN/mの場合です。
両者の低減係数はそれぞれ0.7+(0.7-0.6)×(2.0-2.006)/(3.0-2.0)=0.6994と0.7+(0.7-0.35)×(2.0-2.006)/(3.0-2.0)=0.6979になります。
すまいる診太郎の内部計算は16桁で行っていますが、途中で表示されている値は丸めていますので(桁落ちされている)、
若干の相違は生じます。
Re: 柱脚の低減係数について - takahiko
2024/06/13 (Thu) 08:45:21
わかりました、ありがとうございました。
[屋根床仕様]等 ご質問 - taka
2024/04/16 (Tue) 16:18:55
先日はご回答ありがとうございました。
またいくつかご質問させて下さい。
質問1
マニュアル13ページに[屋根床等]の入力は見上げで入力するのは理解できましたが、
[屋根床仕様]については見下げでよろしいでしょうか。
その場合、2階表記の時は2階床仕様と2階の上は屋根なのですが、2階部分に屋根仕様を入力し重複して記入するという事でしょうか?
質問2
私が操作したところ、
画面右側に計算結果項目があってその中に床耐力:NG 1FXYと計算結果がNGとなってしまい、[屋根床等]や[屋根床仕様]の入力方法に誤りがあるためNGとなっているのでしょうか。
どの項目を操作すればOKになりますか?
(それとも耐震計算上のNGという事でしょうか?)
質問3
マニュアル18ページに計算結果(報告書)が表示されますが、
御社ソフトは例えば一般診断法の場合は「一般診断法による補強計算」も作成できるのでしょうか。「一般診断法による診断」しか表記されませんでしたので。
しかし、画面に[診断対象]に[改修案]項目があるので補強計算もあるのですよね?
例えば改修案にチェックをし報告書を確認しても改修案の計算になっているのですが、表紙が「一般診断法による診断」になっていました。
質問4
サンプルのような記入例はインターネット等で閲覧できたりしますか?
あるとイメージしやすいなと思いまして。
ご質問が多くなり申し訳ありません。
(その他はおおよそ理解できたと思います。)
ご指導よろしくお願いいたします。
Re: [屋根床仕様]等 ご質問 - 堀池 恒史
2024/04/16 (Tue) 18:31:00
質問1:[屋根床仕様]についても見上げになります。2階建ての場合は、2階の[屋根床仕様]は2階屋根の仕様を入力し、1階の[屋根床仕様]には2階床の仕様及び下屋屋根の仕様を入力します。
質問2:画面右の床耐力判定は床の許容水平耐力と存在水平耐力を比較しています。床の水平耐力が小さい建物の場合で、壁に強い補強をした場合は、床が変形して補強効果が小さくなったり、床が破損する危険が考えられます。どの程度までの補強が可能か判断する為の比較です。壁の補強前後で確認して下さい。現況でNGの場合は、床の補強が必要か、こまめな壁補強で床の負担を小さくする必要があります。ちなみに、全ての通り芯間でOKになる場合は「剛床」と表示しています。
質問3:同時に現況・改修案1・改修案2の3つを入力出来ます。[一括編集]でそれぞれのデータをコピー・入替が出来ます。現況を入力し、そのデータを改修案1にコピーし、改修案1の壁に補強する要素を入力or置き換えで壁を補強します。拐取案1・改修案2の壁では現況と異なる場合に色が変わり補強番号が付きます。(両端柱の金物仕様も変えない壁の耐力が上がらない場合もあるので注意して下さい。)なお、現況建物の耐震を診断する計算も補強計画の耐震を診断する計算も同じですので、「一般診断法による診断」等の表記にしています。
質問4:実務で使用していますので、実際の建物の入力データーは沢山ありますが、当然ながら公開することは出来ません。ソフトの勉強には実際にデータを入力するのが一番です。診断法の参考本等(出来れば、一般財団法人日本建築防災協会の「木造住宅の耐震診断と補強方法」が良い)にある例題等をソフトに入力して、ソフトの挙動を知って下さい。このソフトは、壁を補強すると両端柱の引抜力により必要な金物がリアルタイムに表示されるので、確認しながら補強計画を立てられるように作りました。床の水平耐力比較もそのために追加した機能です。
先ずは、追加の機能の事は置いといて、診断法の計算だけを考えて下さい。(各種のNG表示は解ってきてから検討して下さい。)
Re: [屋根床仕様]等 ご質問 - taka
2024/04/17 (Wed) 12:21:37
承知しました。
理解できました。
ありがとうございました!
壁設定-高さ数値入力について - taka
2024/04/10 (Wed) 23:49:28
お世話になります。
はじめで利用させていただいています。素晴らしいソフトをご提供いただきましてありがとうございます。
「壁の設定」の操作についてお質問です。
「壁の高さ」、「面材高さ」、「筋かい高さ」の数値入力項目についてですが、例えば筋かいの「たすき掛け」にチェックを入れた時は筋かい高さに数値入力しないといけませんよね(横架材間の垂直距離ですか?)?
「0」のままだとまずいですよね?
それから(0:階高)はどういう意味でしょうか。
ご指導お願いいたします。
Re: 壁設定-高さ数値入力について - 堀池 恒史
2024/04/11 (Thu) 08:41:55
建物全体の壁の高さは、[概要]-[計算]-[建物概要・階数・重さ・面積]-[現況or改修案1or改修案2]-[階高]で階ごとに設定します。
壁の高さを個別に設定する時は、[壁の変更]-[壁の種類]-[壁の高さ]で設定します。
ここが初期値「0」の時は、壁の高さが階高と同じになります。(階高=横架材間の垂直距離とみなしています。)
壁の耐力要素(面材・土壁・筋かい)の各要素高さもそれぞれ設定出来ます。
ここの初期値「0」の時は、要素の高さが壁の高さと同じになります。(要素の高さが0ではありません。)
精密診断法に於いては壁の耐力要素を個々に細かく設定出来ますが、先ずは初期値「0」のままで計算し、必要に応じて設定して下さい。
Re: 壁設定-高さ数値入力について - taka
2024/04/11 (Thu) 08:57:36
早速のご回答ありがとうございます!
すごくありがたいです!
理解できました。
よろしくお願いいたします。